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どうも♪
元刑事、現在ホーチミン在住のMirai です!
前回はベトナムから見る”日本のいい所10選”ということで、海外諸国と比べて日本という国がいかに素晴らしい国かということについて書き綴ってきた訳ですが笑、世界200カ国超あれど、そんないいとこだけの国なんて存在しません!笑
日本に一時帰国して、逆に ”あー、ここは遅れてるな…”、”これに関しては不便だよなー” などと思うことも多々ありました…
ということで今回は、前回企画の第2弾!
ベトナムから見る”日本のイマイチな所10選”!ということで、ぼくが感じた日本のネガティヴな面について書いていければと思います!
Table of Contents
ビールが高い
うん!まずはコレですね!
日本はホントビールが高い泣
発泡酒や第3のビール(新ジャンル)でない、”純粋なビール” をコンビニで買うと350ml缶で300円弱します…
居酒屋で生を一杯頼んで500〜600円くらいなら ”あっ、ここの生はお手頃だな♪” なーんて感じるほどです笑
もちろん同じ先進国のアメリカやヨーロッパ、シンガポールなどでも同じくらいの価格なのですが、これらの国とはそもそも物価が違います(”日本が安い国”ということに関しては、書き始めると長くなるので今回はさらっと流します)
ま、このビール高の原因は日本の ”ビールにかかる税金” な訳ですが、日本は世界的にみてもアルコールに対してちょっと特殊な税金の掛け方しています
※ちなみにウィスキー(蒸留酒類)は、アルコール40%のもので1000Lあたり40万円(700mlボトルで約280円)の酒税がかかります
上記図の通り、現在日本はビールに対して割合的に見て高めの税率を設定しています(←ここ数年”さすがに不公平だろ!”という声が強かったので、今後はビール税↘︎ その他の酒税↗︎というように改正されていくようですが)
海外諸国では、”アルコール度数が高いお酒ほど税率も高い” という課税方法が主流なので、確かに日本の課税方法はちょっと特殊ですよね…
ベトナムではビール1本50〜100円ほどで買えるので日本だと高く感じるのかもしれませんが、逆にベトナムでワインやウィスキーなどを買うと日本より高い(和酒・洋酒限らずです)というのもあって、”日本のビールは高いな〜” と感じてしまった訳です
ホテルのコスパ悪い
今回の一時帰国では、東京と名古屋への滞在でホテルに泊まったのですが、いやはや…
ベトナムのホテルと比べると ”コスパの悪さ” を感じてしまいましたね、、、
これはビジネスホテル、高級ホテル両方に言えることですが、日本のホテルは基本的に狭く感じてしまいます…
というのも、ベトナムで1泊1万円出せば都市部の5ツ星ホテルに泊まれますし、2万円出せば地方リゾートのヴィラにだって泊まれます♪
もちろんベトナムでも宿泊する時期によって値段の上下はありますが、”いい部屋に泊まる” という点だけにフォーカスすれば、圧倒的に日本ホテルより広くて豪華な高層階に泊まることができます♪
ベトナム南部リゾート地のHồ Tràm/ホーチャム
プライベートプール付きのヴィラが1泊2万円〜
とは言ったものの、やはりサービス面ではベトナムのホテルは日本のホテルに到底敵いません笑
ベトナムではいくら5ツ星のホテルと言っても、あくまでベトナムのホテル
日本のホテルマンのきめ細かなサービスや気遣いからなる ”お・も・て・な・し” はやはり素晴らしいです!
…うーん、でもでも、やっぱりベトナムのコスパが圧倒的過ぎるので、ぼくはどうしてもベトナムのホテルの方が良く感じてしまいましたね笑
今度日本に帰ったときは、高級ホテルの高層階に泊まるのではなく、日本のおもてなし精神に満ちたサービスを存分に受けられる地方の食事付き温泉旅館などに泊まってゆっくりするのにお金を遣おうと思います笑
Wifi が少ない
これは以前から言われていることではありますが、日本は本当にWifiが少ないです汗
カフェやレストランなどに行ってベトナム感覚で”Wifiのパスワード教えてくださーい”なんて聞こうもんなら、8割方「えっ…と、Wifiはありません、汗」的な回答が返ってきます笑
公共交通機関や電気・水道・ガス、そして道路など、世界的に見てもかなりの高水準で整備されている日本ですが、ことWifiに関しては諸外国に大きく遅れをとっていると思います
とは言え空港でそれなりの速度のFree Wifiにアクセスできる等、以前と比べれば改善はされているのでしょうが、どの店・建物にも個別のWifi がデフォルトのベトナムと比べるとまだまだ物足りなさを感じてしまいますし、おそらくベトナムの方が今のワールドスタンダードに近いでしょう
日々目まぐるしく情報が行き交い、常に変化し続けるこの超 IT社会と言われる現代において、ネット環境の軸となる”Wifi”が少ないことについては、どうしてもマイナスに感じてしまいましたね。
外国人が少ない
これはコロナの影響も少しあるとは思いますが、日本は本当に外国人が少なかったです。
ぼくの地元はさておき、滞在した東京や名古屋などの都心部でも外国人を見かけるのは夜のコンビニくらいで(コンビニも昼は日本人のパートさんが働いていることが多かったように思います)、普通に生活していても外国人と会う機会はほとんどなかったかのように思います。
ベトナムという国、ハノイやホーチミンなどの都市部では特に外国人を多く見かけます!
ぼくはベトナムでは当然外国人ですが、ベトナムにいるベトナム人からしてみると、外資系企業のビジネスマンからローカル食堂のおばちゃんまで笑、日常的に日本人や韓国人、欧米人などの外国人と当たり前のように共存しています!
そしてきつめのアクセントがふんだんに含まれたVietnamese Englishで…いや、ちょっとでも英語の匂いがしたら既に◎かもしれません笑
生粋のローカルでは、教科書の文法なんか全く通用しない口語フルMAXのベトナム語でおっちゃん&おばちゃんが堂々と客引き&接客してきます笑
この接客に効果があるのかはさておき笑、とにかくベトナム人達は外国人と対面することにビビらず、堂々と胸張って自分達のアイデンティティで勝負してきます!
この辺りが島国&鎖国国家という背景を持つ日本との差でしょうか?
もちろんベトナムでも地方へ行けばまた少し違ってくると思いますが、両国の都市部同士で比べても日本よりベトナムの方が”国際色”という面では豊かな気がします。
そりゃインド料理屋に行けばネパールやスリランカ含めインド系の人と会えますが、日々を普通に生活しているだけだとホントに外国人と会わない国だなぁと感じました。
外国語を使わないので忘れそうになる
先ほどの”外国人が少ない”と少し重なってくる部分がありますが、日本ではとにもかくにも外国語を使いません!(ここでいう”外国語” とは ”≒英語” として捉えてもらって問題ありません)
そりゃ外国人が少なくて会わないんだから当然っちゃ当然ですよね笑
でもその割には、電車やバス、新幹線などの車内放送ではしっかり英語も流れますし、公的機関ではなんとか英語をはじめ日本語以外の言語へも対応しようと努力している姿がうかがえるのですが、如何せん外国人相手に会話をすることがないので、どんどん忘れていってしまいます笑
世界での共通言語である英語もほとんど使う機会がないんですから、ベトナム語なんてもう一ミリたりとも使いませんでした笑
そして、言語というものは「使わない→忘れていく」ですよねー笑
これはどれだけ勉強した人も、どれだけ現地に住んだ人も同じように言っているのをよく聞きます(個人的には ”忘れていく” ではなく「より使用度の高い言語に置き換えられていく」だと思っていますが笑)
今回の一時帰国はほんの3週間ほどでしたが、日々ベトナム語で仕事をしているぼくにとっては危機感すら感じるほどでした汗
もちろん自分から外国語を使う環境を求めに行けばきっとアクセスできるんでしょうが、日常生活をするにおいて、外国語をほとんど使わない母国のドメスティックな環境を少し寂しく感じてしまいましたね…
気温や天気がけっこう変わる
日本に帰るまですっかり忘れていました笑
ぼくは5月に3週間ほど一時帰国したのですが
・最初の1週間は雨がちで肌寒い(20℃くらい)
・次の1週間は晴れと曇り半々くらい(24℃くらい)
・最後の1週間は日差しも強く、かなり暑い(28℃くらい)
といったような感じで、気温や天気にかなり変化がありました!
…いや、てか”フツー”ですよね、笑
しかし!ベトナム(特にホーチミン)に住んでいると違うのです笑
ホーチミンは熱帯性気候に属し、季節も雨季と乾季の2つしかありません
気温は若干の上下はあるものの、一番涼しい時期で32〜25℃、一番暑い時期で40〜30℃くらい(肌感覚ですが笑)なので、言ってしまえば”年中夏”です笑
天気に関しても乾季はほぼ雨は降らないですし、雨季はもちろん降りますが1日に1〜2回(一度に30分〜1時間ほど)スコールがザーっと降る感じで、一日中雨といった日はほとんどありません
しかもスコールの降る時間帯はほぼランダム苦笑
なのでホーチミンで生活していると ”今週の天気はどうだろう?” とか ”今日は雨降るのかなー” なんて考えることはほぼないですし、そもそも天気予報を見る行為が完全に忘れ去られています笑
なので日本で友人に ”5月やのに日本けっこう寒いなぁー” などと言うと「先週までは暑くて半袖で良かったんやけどなー。今週また寒なったわー」なーんて言葉が返ってくるので、
”あぁ、そういや日本って週ごとにけっこう天気とか気温変わってたなぁ…”
と思い出した訳です笑
とは言え年中ずっと夏だと以前も少しこのブログで書きましたが、”四季折々の変化”を感じることができない訳でもありまして、なかなか悩ましいところではあるのですが笑
とは言え、1週間ごとに気温や天気が、しかもけっこうな度合いで変わるというのは、東南アジア在住者から見るとちょっとマイナスに感じてしまいましたね苦笑
融通がきかない
これはとにかく日本は ”何に関してもきっちりしてる” ことと関わってくると思うのですが、融通はききませんねー苦笑
逆にベトナムは”何に関しても割といい加減” が故に、けっこう融通がきくのです笑
バスは停留所以外のところでも降ろしてくれますし、お店でも”このポークをチキンに替えて”って言ったら対応してくれます笑
コンビニやスーパーは別ですが、値段もFixでないことが多いので交渉次第ではローカルよりも安くしてもらえることもあります♪
一方日本は、公共交通機関も飲食店も基本的には”規定通り・マニュアル通り”の運用しかしてくれません…
逆に言えば”しっかり規定通り・マニュアル通りの運用をしてくれる”という意味でもあるので、ベトナムのように「今日は用事があるからもう閉める」とか「今週から運用が変わったからこれじゃダメだ」などというような”理不尽な対応”に遭うこともないので、その点は安心安定なんですけどね、苦笑
こう書いているとどっちも良し悪しな感じもしますね笑
でもぼくとしては、何か困ったときに”いやー、頼むよマジで!本っ気で困ってる汗、そこを何とかお願いっ!”と訴えかけると「…仕方ないなー、今回だけだぞ」情で動いてくれるベトナムはなんだか人間らしくて好きです笑
疲れきってるサラリーマン多い
特に都市部では、なんだか”疲れ切ってるサラリーマン” が多かった気がしますね
あくまで”ぼくの主観”なので、はっきりした証拠も何もないのですが、以前から世間的にも言われていることなのでおそらく事実に近いところがあるのでしょう
これはホントに何が原因なんでしょうね?
でも確かにベトナムにいるベトナム人達からは別に疲れ切っているような印象は受けないのです
やっぱり日本人は働き過ぎなんでしょうか…
そう言えばぼくも刑事課にいたころは確かに毎日疲れ切っており、家はホントに帰って寝るだけ(いや、もはや帰って寝れたらいい方)の場所だったと思い出しました笑
ですが逆にベトナム人の仕事のクオリティを見ると、ホントにいい加減笑
だからこそ”日本製品”は世界的にも信用されていますし、ある種のブランドとなっている部分もあるでしょう!
ですが、ベトナム人相手に日本感覚で仕事していると、本当にストレスが溜まります笑(なのである程度は最初から諦めてます笑)
とは言え、日本で働いている日本人も”みながみな、本当に効率的な働き方をしているか”というとおおいに疑問符がつくところではありますしねー
自分にとっての”いい働き方”というのを見つけていきたいですね笑♪
高齢化
これは少子高齢社会となって久しい日本ではもはや当たり前のことですね。
ですが日本で生まれ育ち、ずっと日本で生活しているとなかなか実感がないのもまた事実だと思います。
2022年現在で日本の平均年齢は「約48歳」
対するベトナムの平均年齢は「約31歳」
確かにベトナムに住んでいるとぼくより年下と思われる若者をたくさん見かけるのですが、日本へ帰ると一変!
ぼくより年上と思われる人たちの方が圧倒的に多いのです!
経済的に見れば、生産年齢人口が多く、より消費が活発で労働力もある若者が多いのは間違いなくプラスですし、このことは人口ボーナスとして各国の歴史が証明しています
また、ベトナムへ来た方が最初に ”若者が多くて活気がある!” とよく言われますが、本当にその通りだと思います
特に用もなく喧騒に塗れた街を2ケツバイクで走り回り、プラ椅子のビアホイ(ローカルの飲み屋さん)やカフェで夜が更けるまで喋り倒す笑
”みんな暇だな〜笑” と思いながらもそういったことに時間とお金、そしてエネルギーを使えるのが「活気」というものなのでしょう!
今後はさらに高齢化が進み、全体の人口も減っていくとされている日本…
これからどういった道を歩んでいくのか、”考えること” が必須とされるがだけに、それはそれで楽しみです♪
服装がみんな似たような感じ(良くも悪くも)
ステレオタイプのというか、量産型のというか…
とにかく日本人はみんな似たような服装してましたね笑
特にビジネスマンの「スクエア型のブラック or ダークグレーのリュック」の着用率はかなりのものだったと思います!
ま、そんなこと言いつつ普段はぼくの私服のレパートリーは
・上衣:黒 or 紺 or 白のTシャツかボタンシャツ
・下衣:チノパンかジーパン
くらいなので、”The・日本人”な格好なんですけどね笑
おそらくこれが日本の
・良く言えば:他人を重んじる、協調性
・悪く言えば:周囲を気にする、自分を軽んじる、同調圧力
というところなんでしょう(ま、日本人はそんなこと意識してないと思いますが笑)
一方ベトナムの人たちは大変個性的な服装をしています!
「真っ黄色のワンピース、原色でどーん!」みたいな笑
そしてみんな堂々と胸張って街を歩き、さもモデルかのようにiPhoneのカメラに向かって、街の至る所でポーズをキメています!
コレもホントにどっちが良いとか悪いとかじゃなく、”国民性・文化の違い” なんでしょうけど、ベトナム人(自己主張強め)に囲まれて生活していると、日本が少し異質に見えてしまいましたね
「一に曰、”和をもって貴しと為”」
ぼくは割とこの考え方、好きなんですけどねー
何事も偏り過ぎは良くない、”中庸” が一番ですね笑
ちなみに、ベトナムでも何かのパーティや撮影目的でない限り、私服でアオザイを着てる人はいないので、悪しからず笑
まとめ
ということで、ぼくが一時帰国で感じた”日本のイマイチな所10選”を書いてみましたが、いかがだったでしょうか!
久しぶりに異国から帰ると、いつも以上に母国を客観視することができ、いろいろ見えてきたのは本当におもしろかったです!
今回は敢えて日本のマイナスな面についても10個挙げてみましたが、とは言え完璧な国なんてこの世界にはありません
円安だの、給料が上がらないだの、インフレしないだの、高齢化だの、人口が減ってるだの…
いろいろと問題は提起されてますが、給与が1.5倍になっても物価が倍になって苦しんでる国もあります
そして今回、日本のいい所とイマイチな所をそれぞれ10個ずつ書いてみた訳ですが、ぼくにとっては
・いい所に関してはかなり厳選しての10個
・イマイチな所に関しては割と絞り出しての10個
というような感じでした笑
なんだかんだ、日本はよかったです♪
次回はもう少し気軽に一時帰国できるようになってるといいなぁ…、笑
ではまた!
前回記事はこちらから↓
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