どうも!
元警察官、現在ホーチミン在住のMirai です!!
表題の通り、この8月でベトナムへ移住してきて半年が経ちました。
今年の1月に警察官を辞め(半年ちょっと前までは刑事やってたんだな…ってふと思います)2月からベトナムへやってきた訳ですが、今回はこの半年を振り返ってみたいと思います。
この半年の大きな変化としては、まずはこの2つでしょう。
① 転職(警察官→民間企業)
② 移住(日本・名古屋→ベトナム・ホーチミン)
…ま、そりゃそうだ笑
まず①の「転職」に関して。
とりあえずは、転職して良かったなと思っています。
もちろん警察官、それも刑事という職業は、専門性がとても高い職業で社会的な地位・名誉も高く、また公務員の中でも公安職ということである程度の給与もあるという、素晴らしい職業だったので、ぼくも日々真剣に、そして誇りを持って働いていました。
ただ、自分のやりたいことや将来的なことを考え、総合的に判断して転職することにしたのですが、現時点、この判断は間違ってなかったと思います。
全くの未経験からの民間企業、しかもベトナムで働くということで、収入はかなり下がりましたが、それ以上に、日々多様なビジネス触れ、体系的に学習・理解し、考察していくという工程を自分の中でできる環境というのは、今のぼくにとってかなりプラスだと思っています。
それに加え、日々ベトナム人ネイティブ達とベトナム語でビジネス会話及びコミュニケーションを行う事ができているので、ぼくの中ではかなりハイブリットな学び・成長がある状態です。
また、一度転職を、しかも公務員からの転職を経験することによって、良くも悪くも会社組織への執着というものがなくなったように感じます。
これまで警察という大きな組織で新卒から7年間、社会人生活を送ってきたぼくにとっては、これもまた大きな変化です。
ただ、転職先が今の会社で良かったかどうかは、正直まだ分かりません笑(まあまだ半年だしね)
それでも、ようやく仕事に慣れ、コロナの影響が大きい中でも、ある程度の数字を残せるようになってきたという事象はかなりポジティブですし、今後この事象をさらに良くしていけるという自信もあります(…なんとなく、ですが笑)
また、警察官という経歴が、こんなに好意的に受け取られるのか、というのも感じています。
お客さんとの会話で、ぼくが警察出身だという話が出ると、100%いい意味で興味・好感をもってもらえます。
もちろん前職のときもこれは感じていたのですが、基本身分を隠して生活していたので(笑)一般の人に自分が警察官だということを明かすことがなかったのです。
そういう面では、周囲の人の反応がとても珍しく、そして嬉しい限りです。
(これに伴い、プライベートな飲み会に呼んでもらえることが多くなりました。ぼくの会社には接待という概念がないにも関わらず、こうして声を掛けていただけることは、本当にありがたいことです。)
現職警察官のみなさん!
仕事中は全く感じないと思いますが、世間一般ではとても尊敬されてますよ!ホント、声を大にして言いたい笑
…と、まぁ、転職についてはこんな感じですかね
では続いて②の「移住」について。
転職と同じく、ここベトナムへの移住というのは大きな変化
これまで短期留学やバックパッカーなどで、一時的に海外で暮らすことはあっても、せいぜい1ヶ月半とかがMAX
帰国日の決まっていない海外渡航というのは初めてでした
とはいえ、何と言ってもベトナム語ができるのがメリット
海外とは言えど、言葉のコミュニケーションにおいて困ることは少なく、至極快適な毎日を送れていると思います
また、ホーチミンはかなり発展しており、衣食住もかなり充実しています。
ベトナムに暮らす日本人が多いので、各所に日本人の集まりがあったり、けっこうな規模で日本人街があったりもします
正直ぼくの中では、”海外移住” というジャンルの中でも「ベトナム移住」というのはかなり難易度が低いと評価しています笑
(”ハワイ旅行なんて海外旅行じゃない” みたいな笑)
しかし、ここはやはり海外、と感じることも多々あります
通常では全く想定できないような部分の不具合が日常的に起きたり、外国人特有の扱いを受けたり…
やはり日本で生活していた時とは全てが違います
(もちろん、ベトナム人と本気で口喧嘩しても勝てないですし笑)
ですが基本ベトナムルールで進む生活は、時に窮屈で、煩わしいのですが、一方融通が聞いたり、イレギュラーなケースに寛容であったりと、ぼくにとってはむしろ快適と感じることが多いと思います(少しだけ笑)
また、ベトナム(海外)にいると、おもしろい人と会う確率が、日本にいたときよりも断然高くなります
海外には ”変わった” 人がたくさんいます
いい意味でも、悪い意味でも笑
補足ですが、ぼくの中では ”変わった人” と ”おもしろい人” というのは、けっこう重なる部分があります
さらに具体的に言うと、”変わった人” の中の半数以上が、ぼくの中でいう 「おもしろい人」なのです
ぼく自身も、もともとかなり変わった思想を持った人間なので、そういったある種の ”変な” 、”おもしろい” 人と話すのがとても好きなのです
人種的に言えば、日本にいたときよりぼくのの考え方に近い人が多いと思います(自分目線ですいません)
日本では、ぼくはかなり度が外れて変わったヤツでしたが、ここでは変わってる度ちょい高くらいだと思います笑
そういう意味では、ある種の ”心地よさ” 的なものはあるのかもしれません
いずれにしても、そういうベトナムに住む ”変わった”、「おもしろい」人と出会い、そういった人から話を聴ける、という面ではとても刺激的で、かつぼく自身の学びも多く、何より思考をより深く・広くさせてくれます
この点に関して言えば、メリットしかありません
そして、生活に関して言えば「コロナ」は外せないでしょう
現在ダナンを中心に第二波が来ているとはいえ、まだ感染者の少ない3月末から徹底した感染ルートの追跡や特定、接触者の隔離、そしてロックダウンを敢行するなど、強力な感染拡大防止策をとっているベトナムでの生活
現在も外ではマスク着用、ビルに入る際は入り口でガードマンが検温し、アルコールで消毒する等、対策はある程度継続していますが、日常生活にほんの少ーし制限がかかるといった程度で、”気をつけないと自分がコロナに感染するかも!!” という「罹患リスク」は全く感じたことがありません。
全世界の国や人々が揺らぎ、影響を受けているこのコロナ渦の中で、自分が罹患リスクを1ミリも感じずに生活できているというのは、本当に幸せなことだと思います
たまたま転職を決めたベトナム、そしてたまたま2月に渡航・移住したベトナム…
ぼく自身の ”引き” の強さを感じずにはいられません笑
おっと!、忘れるとこでした
ベトナムへ来て、もう一つ大きな変化がありました笑
③ 副業
です。
前職は公務員であったため、地方公務員法により基本的には副業が禁止されていました。
ですがベトナムへと渡り、民間企業で働着始めたことに伴い、副業についても自由となり、
”折角なので” ということで、副業をはじめました。
何か自分で能動的にサイドビジネスやるとかそういう訳ではなく、どちらかというと仕事の掛け持ち的なニュアンスなのですが、教育関係の副業をしています。
教員一家に育ったが故、教師だけには絶対なるまいと心に固く決めて過ごした学生時代笑
そんな想いを持っていたぼくが、この歳になって、教育に携わる仕事をすることになるとは、なかなかおもしろいものです。
やはり何かの縁があったのでしょうか。
もちろん、こちらもまだまだ始めたばかりですが、この副業を通してかなり多くのことを学べていると感じます。
「教育」は国において最も重要視すべき、そして一生尽きることがない分野。
そういった業界に携わり、将来の人材を育てる。
とても難しいですが、それ以上にやり甲斐と名誉のある仕事だと感じます。
なんだかんだ、血には抗えないもんですね笑
…と、まあこんな感じでベトナムへ来て半年余りを考察してみた訳ですが、はっきりしたデメリット的なものは、本当に収入くらいですかね笑(びっくりするほど下がってます笑)
それ以外は割とメリットと感じる部分が多いですね♪
渡航2週間でバイクを買い(ぼくの会社では歴代最速記録だそうです笑)、日々一食数百円のローカル飯で過ごし、掃除と洗濯付きのサービスアパートメントに住むことで一切の家事をやらなくなり笑、徒歩15分の距離を
バイクで通勤するなど、日に日に ”ベトナムスタイル” に染まっていっている自覚もあります笑笑
時には駐輪場でバイクを当て逃げされたり、携帯をスられたり、原因不明の湿疹ができたり(アレルギー?)、腰痛になったり(ベトナム関係ある?笑)、言われもない料金を請求されたり(本っっ気で怒って抵抗するので、基本払いませんが笑)と、思い通りに行かないことやトラブルも多々ありますが、今のところ元気にやってます
おちこんだりもしたけれど、ぼくはげんきです。
…いや、あんま落ち込んでねぇな笑
まあひとまず、移住して半年が経ち、大きな変化もありましたが、毎日元気にやってます
まだまだ日々、日本では考えられなかったことと遭遇する毎日
こんな生活を、もう少しの間、楽しみながら、ぼくなりに試行・思考錯誤しながら、学びとしていければと思います
それでは!!
P.S
近所のゴミ回収おじさんが使ってるゴミ回収BOXです笑
ホント、いろんな意味で信じられないことがよく起こる笑
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