世界No.1シードル「ストロングボウ(STRONG BOW)」をベトナムで飲み比べ♪

世界No.1 シードル「ストロングボウ(STRONGBOW)」をベトナムで飲み比べ♪

Xin chào mợi người!


どうも!

元警察官、現在ホーチミン在住のMirai です!!


突然ですがみなさん、「ストロングボウ(STRONGBOW)」って知ってますか?


おそらく日本在住の方は知ってる人の方が少ないんじゃないでしょうか

実はこれ、ヨーロッパで超有名なシードルなんです!
*ヨーロッパではシードルのことを ”サイダー/Cider” と呼ぶそうです

…というのも、”Ciderの英語読みがサイダー、フランス語読みがシードル” とのこと笑(ややこしい)


日本ではなかなか見ないですよねー

でも、ベトナムではコンビニやスーパーに必ずと言っていいほどある、超メジャーなお酒なのです!

しかもめちゃ安い笑


そして、なんとベトナムにはこのストロングボウが4種類(味が4種)もあるので、今回はそれぞれ飲み比べてみました♪

ストロングボウ(STRONGBOW)とは?

日本ではあまりメジャーでないストロングボウ

前述のとおり、ヨーロッパを中心に世界的に超有名なシードルの一種です

ストロングボウは、1960年以来英国でH. P. Bulmerによって製造されたドライサイダーです。ストロングボウは、世界のサイダー市場で15%のボリュームシェア、英国のサイダー市場で29%のボリュームシェアを持つ世界有数のサイダーです

https://en.wikipedia.org/wiki/Strongbow_(cider)


作ってるのはイングランドにある ”Bulmer” というあのハイネケンの子会社で、このBulmer社はシードルの看板商品が2つあります

一つが社名でもある「Bulmer」で、もう一つが「Strongbow」なのです

Bulmers Pear Cider - soooo goooodddd !!! can't wait to have my first pear  cider ... in a few monthssss ;-) | Pear cider, Cider, Cider making

このラベルに見覚えがある方はいるんじゃないでしょうか


もとはイギリスやヨーロッパを中心としていましたが、ハイネケンの子会社になったこともあり、今や全世界で生産・販売される超有名ブランドとなっています

ストロングボウとの出会い

ですが、世界的に超有名でも元々シードル文化のなかった日本では、ほとんど見かけません(サントリーさんや青森県がシードルを作ってますが、ホント最近のことですよね)


そんな日本で生まれ育ったぼくですが、実は10年前にこのストロングボウに出会っていました!


出会いの場はオーストラリアのケアンズ

20歳のころに留学へ行った時でした


当時おこちゃまだったぼくは、ビールが嫌いでした(今は好きです笑)

そんな中、友人達とビアホールへ飲みに行ったとき、OGの友人に

「Mirai はビールが嫌いなの? じゃあこれ飲みなよ!」

「オーストラリアのアップルビールだよ、甘くて飲みやすいから」

と、一杯のジョッキを手渡されたのがきっかけでした


言われるがまま飲んでみる…なんと、、、美味い!めちゃ美味い!!


当時、ビールの苦味が苦手だったぼくにとって、まさに救世主メシア笑

日本生まれ日本育ちのぼくには ”ビール=苦い” という固定概念があったのですが、これを飲んで ”海外にはこんな美味いビールがあるんだ~” と衝撃を受けたのを覚えています

…というのも、オーストラリアではビール以外のドリンクもサーバーから注いでくれる店が多く、このストロングボウもサーバーから注がれていてちゃんと泡もあったので、ぼく自身もビールだと思い込んでいたのです笑
(この留学中、ぼくがこのストロングボウを鬼リピしたのは言うまでもありません笑)

海外はビール以外もこうやってサーバーで注がれる
こんな感じで注がれるので、ビールかどうか分かんなかった笑

超絶美味い海外ビールを味わって帰国したぼく(←ホントはビールじゃないけど笑)

帰国後は、ことある度にBar や大きなスーパー ”スロトングボウ” を探しましたが全く見つかりませんでした…

ま、海外ビールコーナーを探してたので、見つかる訳ないんですけどね笑

シードル系のビールということでニュートンなんかも飲んでみたのですが、やっぱり違う!




と、そんなこんなで、ストロングボウの味から遠ざかって6~7年が経ったころ

当時東京で働いていたのですが、よく行くBar でマスターと仲良くなり、偶々流れでこのオーストラリア話が出たところ

「えー、なにそれーおもしろそう!買ってみるよ♪」

と、その場でAmazon をポチっとしてくれたのです笑

【Amazon ストロングボウ ゴールドアップル 瓶】
↑現在は売り切れですが、1本あたり400円くらいしたかな


…で、後日届いた実物を客として飲みにそのBarへ

瓶タイプのストロングボウをぼくに渡しながら、マスターが一言

「これ、アップルサイダーだよ」

”え、、、ビールじゃないの?てかアップルサイダーって何??”

と混乱するぼく

”海外では酒の区分が違って、サイダーでもビールって呼ぶのかな…、だってオーストラリアではサーバーで注いでたし…” などと思いながら、瓶から一口


”…おお!これだー!”
”瓶タイプだから泡はないけど、これはまさしくケアンズで衝撃を受けたあの味!”


思い出の味との再会と、その後Google先生によって教えを受けた上記事実により、

”ビールじゃなかったのか…” と思った反面、”…ま、あんな甘いビールないか笑” と、腑に落ちたのでした笑

入荷してくれた東京(三鷹)のBar で飲むストロングボウ
入荷してくれた東京(三鷹)のBar
ストロングボウは女性客に人気とのこと

しかし、このBar に置いてある経緯も正直特殊なケースなので、東京は広しといえど、ここ以外でストロングボウをお目にかかることはありませんでした…


と、そんな中、旅行で訪れたベトナムでこのスロトングボウと再会したのです!

それもコンビニで笑!
しかもめちゃ安い(22,000VND≒100円)笑!!

それからというもの、ベトナムへ行く度ごとに、現地で激安のストロングボウを飲み&スーツケースに2~3本入れて帰国する、ということをしていました笑


そして昨年からベトナムへ移住したことに伴い、毎日ストロングボウ飲み放題状態(アル中か笑)

さらに、ベトナムハイネケン社の恩恵により(ライセンス生産)、味も4種類販売されているということで、ぼくの人生史上間違いなくNo.1のストロングボウ消費期に入っているのが今です!笑

4種類を飲み比べ

飲み比べ開始の前に、まずはベトナムで販売されているストロングボウのおさらいです

<味>
・ゴールドアップル(Gold Apple)
・レッドベリーズ(Red Berries)
・ハニー(Honey)
・ダークフルーツ(Dark Fruit)
*New フレーバー

<タイプ>
・瓶タイプ(330ml)
・缶タイプ(330ml)

で、アルコール度数は4.5%です

ちなみに、瓶タイプも缶タイプも容量は一緒ですが、缶タイプの方が大抵1,000VND(≒5円)ほど高いです(リサイクルへの配慮なんですかね)

ベトナムではこれだけの種類のストロングボウが販売されてる
ベトナムではこれだけの種類のストロングボウが販売されてる

ベトナムでのストロングボウの立ち位置としては、”女の子でも飲めるお酒” って感じで、日本で言う「ほろ酔い+スミノフ÷2」くらいの感じですかね!

飲み屋でもストロングボウを飲む人は圧倒的に女性が多いです

ゴールドアップル(Gold Apple)

前置きが長くなってしまいましたが、それでは実際にストロングボウ4種類を飲み比べていきましょう♪

まずは元祖ストロングボウ「ゴールドアップル(Gold Apple)」!

ストロングボウと言えばこの味で、オーソドックスかつ一番人気の王道です!

ぼくがオーストラリアで飲んだもの&東京のバーに入荷してもらったもの、全てこの味でした
(…というのも、このゴールドアップル以外の味を見たのはベトナムが初めてでした)

王道のゴールドアップル(Gold Apple)瓶タイプ
冷やした方が美味しいので、氷を入れて
王道のゴールドアップル(Gold Apple)瓶タイプ
冷やした方が美味しいので、氷を入れて

色はThe・シードルという感じのリンゴ色

そして肝心のお味は、リンゴの甘みを感じつつも、爽やかでドライな味わいなので飽きもきません♪

さすが、全世界に名を轟かす有名ブランドに相応しい、そんな味です(どんなだ笑)

レッドベリーズ(Red Berries)

続いては「レッドベリーズ(Red Berries)
※ここからはベトナムにて初体験した味です

数種類のベリー系果実が絶妙に混ざりあった味で、どちらかというとゴールドアップルよりドライさが立ちます!

レッドベリーズ(Red Berries)缶タイプ
ベリー系だがスッキリしている
レッドベリーズ(Red Berries)缶タイプ
ベリー系だがスッキリしている

色もベリーというイメージ通り、赤とオレンジの間くらいの色味

”ベリー系というと甘そう…” というイメージがありますが、割と辛口でスッキリした味わいで、この4種の中では一番男性ウケしそうな味でもあります

ハニー(Honey)

さて、お次は「ハニー(Honey)」です!

読んで字のごとく、ハチミツ系の甘めの味わいです

ハニー(Honey)瓶タイプ
甘めだがが後を引くことはない
ハニー(Honey)瓶タイプ
甘めだがが後を引くことはない

色はハチミツらしく、ゴールドアップルよりも少し濃い目のハチミツ色

とはいっても、あくまでシードルがベースなので、後を引かない程度のほどよい甘さという感じです

街中の飲み屋でも、この味を飲んでいるのは、やはり女の子が目立ちます



…と、これまで3本を飲んでほろ酔い気分です♪笑

ダークフルーツ(Dark Fruit)

そして最後は「ダークフルーツ(Dark Fruit)」!

ここ数年で登場したNewフレーバーで、ベトナムにあるこの4種の中で一番新しい味になります

ダークフルーツ(Dark Fruit)缶タイプ
濃い目のフルーツの味わいがいい
ダークフルーツ(Dark Fruit)缶タイプ
濃い目のフルーツの味わいがいい

色は薄めの紫といった感じですね

味はダークという名の通り濃い目ではありますが、その中にもフルーツの甘みをしっかり感じられる味です♪

比較的最近出たフレーバーということもあり、コンビニなんかではこのダークフルーツが一番売り場を占めているということもあります

まとめ

さて、ストロングボウ4種類の飲み比べ、いかがだったでしょうか?

ぼくはと言いますと…
4本飲んでいい感じに酔ってます笑


というのは冗談で笑、個人的にはやっぱり一番バランスが良くてシードル感のある王道のゴールドアップル(Gold Apple)が好きですね♪
(でもやっぱ、オーストラリアで飲んだ ”サーバーから搾ったストロングボウ” には勝つものはなかったかな〜笑)


世界No.1 ではシードル「ストロングボウ(STRONGBOW)」、日本ではなかなか飲む機会がないかもしれませんが、都会だとお目にかかれることもあります(…多分笑)

また、”その国のお酒が飲める” というは、海外旅行の一つの楽しみでもありますよね!

ぼくはベトナムとオーストラリアでしか見たことがありませんが、みなさんももし出会うことがあれば、この記事を参考にチョイス・味わってもらえればと思います!





ではまた!

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P.S
オーストラリアのストロングボウはデザインが少し違うみたいでした

オーストラリアのストロングボウ
ラベルが全然違う
オーストラリアのストロングボウ
ラベルが全然違う

”Classic Apple Cider” って書いてありますね

次回訪豪の際には必ずまた飲まねば!、と心に固く誓うのであります笑

2件のコメント

Miraiさん
早速、ブログを覗きに来ましたよ
ストロングブロウ飲みたくなる記事でした
面白く読ませていただきました
また、ベトナムのコアな記事を楽しみにしています!

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