Kính chào quý khách mọi người !
どうも!
元刑事、現在ベトナム在住のMirai です♪
渡越2年記念シリーズ第3弾!
ベトナムに来て変わったことシリーズ「日常生活編」「食事編」に続き、今回は「ベトナム語編」!
ぼくはベトナムへ移住する前、前職の関係で2年ほど日本でベトナム語を学んだのですが、ベトナムへ来て2年…、ぼくのベトナム語はめちゃめちゃ変わりました笑
もちろんプラスの変化が大半なのですが、中には少々マイナスな変化もあります苦笑
内容としては少しマニアックなものになるかもしれませんが、”ベトナム語” だけに限らず、”その国の言葉を使って仕事・生活するとこんな変化があるよ!” という風に、どの言語にも共通して言えることだと思います♪
外国語を学ばれている方、海外移住を考えられている方、グローバル人材として活躍したいと思っている方など、これから国際社会で生きていくすべての方々の参考になればと思います!
Table of Contents
耳がよくなる(Good)
まずはなんと言ってもコレですね
耳(リスニング能力)はダントツで良くなりました!
ネイティブのスピードで話しかけられても、基本的に聞き取ることができるようになりました♪
声調が6つあり、さらに発音が独特なため、リスニングとスピーキングが特に難しいとされるベトナム語において、この ”耳・リスニング力の向上” というのは本当に大きいです(ベトナム語学習者なら分かってくれるハズ!)
また、ぼくは日本で”北部弁(標準語)”を学んだのですが、2年間ホーチミンで生活することによって ”南部弁” も普通に聞けるようにもなりました!
ただ、ベトナム人はよく自分の言いたいことだけ喋るので、よく超脈略のない話し方で喋ってきます苦笑
そういう場合はもちろん ”Hả?” となります笑、というよりこれは日本語の会話でも同じことでしょう笑
とりあえず、相手が文脈をもった内容を話していれば、ベトナム語のリスニングで困る機会は俄然減りました♪
とはいえ、時には発音記号を聞き間違えることもありますが、そういう時は遠慮なく ”えっ?よく分かんなかった、もっかい言って!” と聞きなおしています笑
発音がよくなる(Good)
これもプラスの変化としてはかなり大きいですね
上記の通り、”リスニング” と ”スピーキング” はベトナム語で最も難しい部分で、習得がかなり難しいです
日本にいたときもベトナム語で司法通訳業務を行っていたのですが、そのころのベトナム語はあくまで”日本で学んだベトナム語”
いま話しているベトナム語と比べると、”まだまだ青いレベルだったな…苦笑” と思います
と言うのも、いま話しているベトナム語は、、、何というか、”発音というより声色そのものが違い、ベトナム人の発音・声色に近くなった” 気がします
*”日本語を喋るベトナム人がベトナム語で喋ると、急に違う声色になる”、というのは在住者ならなんとなく感じたことがあるのではないでしょうか?
そんな感じで、日本語とベトナム語は言語としてけっこう違うのです
今でこそ普通にベトナム人っぽい音で喋れますが、日本で勉強しているだけだとこのようになるのは難しかったかもしれないですね、
”留学しても・海外に住んでも英語が喋れるようになるとは限らない” とよく耳にしますし、ある意味その通りだと思いますが、外国語を学ぶなら現地でその言葉を使って生活することが一番だと思います
先ほどの ”〜喋れるようになるとは限らない” は、多くの場合 ”現地に行っただけで、生活でほとんど使ってないから” でしょう
ですが、”語学を学ぶのであれば、やはり現地で学ぶのが一番!”というのは揺るぎない事実です!
せっかく現地(外国)にいて、その国の言葉(もしくは英語)にまみれた生活をすれば、それはきっと日本で数十万するような語学学校へ通うよりも何倍も価値のある学習となるでしょう!
口語が身につく(Good)
上記の ”発音が良くなる=スピーキング力が上がる” ことと少し関連してくるのですが、圧倒的に口語で話すことが多くなりました笑
普段ぼくたちが使っている日本語が、文法に則った正しい日本語ではないように、同じくベトナム人達が普段使っているベトナム語も、全て文法的に正しいという訳ではありません(ネイティブ言語ってそんなもんです笑)
そんな環境で日常生活&仕事でベトナム語を使い倒して生活してきたので、ぼくも自然とベトナム語の口語を使うようになりました笑
ベトナムに来た当初は ”Miraiのベトナム語は間違ってるって訳じゃないけど、ちょっと不自然…、ベトナム人はそういう言い方はしない” などとよく言われていたのですが、ここ半年・一年くらいはそういった機会も減りつつあります
それに反比例する形で、電話やメールなどでのコミュニケーションだと”ベトナム人かと思った笑” と言われることが増えました!
これに関しては嬉しい限りですね♫笑
また、口語表現が身につくと、言葉により感情を乗せて話すことができるようになります!
これもまたベトナム人とのコミュニケーションレベルを上げてくれる要素の一つです♫
口語表現に決まったルールは少ないと思うのですが、省略・リエゾン・文末詞、相手との共通認識の単語、そして時には英単語を交えながら時と場合と感情に合わせて会話できるようになってきたと感じてます
文法を忘れる(Bad)
これは ”口語が身につく” の負の面です苦笑
口語で話せば話すほど(=ネイティブに近い形で使えば使うほど)、正規の文法通りに話す機会は減っていきます…
そして、人間悲しいかな、使う機会が減れば自然と忘れていくものです…泣
いやホント言語って使わないとホントすぐ忘れる!苦笑(これは共感してくれる方も多いハズ笑)
もちろん基本的な文法は忘れないのですが、ちょっと凝った高度な言い回しなどの文法は ”…あれっ?何だっけ??” と、思い出せなくなってきています…苦笑(勉強したことは覚えてるんですけどねー笑)
それでもまだベトナム人よりはベトナム語の文法を知っている方だと思うので、”なんだよコイツ、ちゃんと文法通りに喋れよー、スペルも間違ってるしー” と感じることもありますが、徐々にベトナム人化しているのは確かです笑
まーでもこれに関しては、ちゃんと復習をしてないぼくの怠惰な精神のいたす限りなので、時にはテキストを振り返り、文法の振り返りもしなきゃイカンなと思う訳です…苦笑
ベトナム人に求められるレベルが高くなる(Bad)
この言葉で片付けてしまっていいか分かりませんが、正直これは ”不可抗力!”(っと言ってしまいたい笑)
上記発音といい口語表現といい、なまじベトナム人っぽいベトナム語が使えるようになってきたので、ぼくのベトナム語に対する周囲のベトナム人達の評価基準が明らかに上がっています苦笑
日本にいた頃なんかは、ぶっちゃけ言い分けることを諦めてた発音などもあったのですが笑(例えば ”a と ă” や ”t と th” など)、ここに来て「いやいやこの言葉は ”a じゃなくて ă” だよ」などと指摘を受けることが増えてます苦笑(←この言い分けはめちゃめちゃ難しいんです汗)
日本ではここまで細かいレベルまで指摘を受けることはありませんでしたが、いや…正直1年目もここまでではありませんでしたが、それこそここ半年・一年くらいはこういったことでも指摘を受けるようになりました苦笑
でもまぁ指摘といっても、同僚や知人がぼくのためを思って ”ここは違うよ” と親切に教えてくれているので、受け手であるぼくも好意的に受け取るのですが、時には ”…このレベルまで言われるか、、” と思うこともある訳です笑
”上手くなれば上手くなるほど、周りから求められるレベル(期待)も高くなる” という風に前向きに捉えていますが、これに関しては不可抗力と言ってしまいたいです笑
まとめ
という訳で、ベトナムに来て変わったことシリーズのラスト「ベトナム語編」として”この2年間でのベトナム語力の変化” をまとめてみましたが、いかがだったでしょう?
少々マニアックな内容だったかもしれませんが、冒頭で書いたようにベトナム語に限らず、”海外で外国語を学ぶ方・外国語を使って生活をする方みんなに共通して言えること” だと思います!
世界は今後もますますグローバル化が加速していき、”日本語(母国語)+もう1言語” がデフォルトとなる時代も遠くはないはず…
とかなんとか言いましたが、人間いくつになっても「できなかったことができるようになると嬉しい」ものです笑
また間違いなく言語は自分の世界を広げてくれます!
そしてまだまだ奥が深い!
これからも精進します笑
ではまた!
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