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どうも!
元警察官、現在ホーチミン在住のMirai です!!
少し前のことになりますが、カントー/Cần Thơ へ行ってきました!
…ホーチミンからバイクで♪(所要片道4時間半笑)
ベトナムでは、「北部=ハノイ、南部=ホーチミン、中部=ダナン」といったように3つに分けられることが多いですが、実はまだまだあります笑
南部ホーチミンから西方の地域には ”ベトナム西部” と言われるメコンデルタ地方があり、その中で最大の都市が ”カントー/Cần Thơ” なのです!
そのカントーへ、ホーチミンから愛車のNVXで遊びにいってきたので、今回はそのことについて書いていきます♪
まずは前編からどうぞ!
Table of Contents
カントー/Cần Thơ とは?
ベトナム最大都市ホーチミンから南西へさらに160kmほどの場所に位置するカントー
人口もベトナム第5位の中央直轄都市で、メコンデルタ地方最大の都市として交通・経済の要所として栄えているだけでなく、国立の名門カントー大学も所在することから、同地方の教育のトップも担っている都市です!
ここ数年での人口増加率や内資・外資の新規進出も右肩上がりで、これからますます発展していくことが期待されているカントー
この情報だけ見れば ”カントーってスゲーじゃん♪” と思うかもしれませんが、残念ながら観光都市としての側面は薄く、ベトナム在住者の中でもカントーへ旅行へいく、という方は少ないです笑
ベトナム人の間では割とメジャーな都市(ってか大都市ですね笑)ですが、外国人にとってはまだまだマイナー都市です
…ですが、”大都市なのに外国人観光客が少ない”&”ホーチミンから陸路のアクセスもいい” ということで、ぼくのようなコアな人間にはぴったりの旅先なのです笑
いざ、バイクでカントーへ!
”せっかくベトナムでバイクに乗ってるんだから、バイクで旅行へいこう!”
と考えており、ホーチミンから片道4時間30分程度でつくほどよい距離感のカントーへいくことに!
いざ、出発!
…と、勢い良くスタートしたのはいいものの、出発してものの30分で見事に雨に降られました笑
雨季の旅行は気をつけねばなりません…
ベトナムではスコールに降られた場合、どっかの屋根のある軒先や駐車場で雨宿りしてても追い出されることはありません
その辺りはさすがみんな寛容ですね笑
30分ほどすると小雨になってきたので、Reスタート
…といっても、ここからはひたすらバイクで走り続けるだけ笑
さっきの雨はどこへやら、今度は照りつける日差しと格闘しながらひたすらバイクを走らせます
”バイク旅だー!”、とか言っておきながら、実は日本で長距離ツーリングの経験がなく、”腰・ケツの痛み” というツーリングの敵に初めて遭遇し、苦しみます笑
また、道中には ”Cà phê võng/ハンモックカフェ” が沢山あり、長距離ドライバーの怠惰な心をくすぐってきます笑
ここでハンモックに寝ころがったら負けですね笑
走り続けること4時間弱
カントー橋/Cầu Cần Thơ に差し掛かりました
日本のODAで作られたこの橋
直前にたまたま ”(その人の)おじいさんがカントー橋の建設責任者の一人だった” というすごい人と知り合い笑、話を聞いていたので、この橋を渡る時はひときわでした♪
こうして外国のインフラに、日本の名前が大きく残っているのは日本人として誇らしいです
そして、遂にカントー到着!
所要時間は約4時間半でした(雨に降られなかったら、4時間くらいで着いてたな…)
なんとか日が落ちる前に着きましたが、長距離ツーリングで疲れ切っていたため、街へ繰り出すよりも、一旦ホテルで休まずにはいられませんでした笑
4時間そこそこの運転でへばってるぼく…
ツーリングを趣味でやってるライダーさん達の凄さを身に染みて感じました笑
メコン最大都市の街並み(昼)
さて、気を取り直していきましょう
カントーの街並み・昼ver です!
第一印象は、ズバリ ”普通に都会笑”
特に市内中心部・メインストリートであるホアビン大通り/Đại lộ Hoà Bình 周辺は、さすがにホーチミン1区とまではいきませんが、その他の区と同等レベルで栄えています
こちらカントー市内のハイライト ”サントイ湖/Hồ Xăng Thổi”
ハノイで言うホアンキエム湖のポジションですね笑
こちらもホアンキエム湖同様、ランニングに最適です(走りました笑)
ただ、ハノイやホーチミンと比べると、”ダントツで人(バイク・車)が少ない” です
これはバイクを運転する人にとっては超が3つつくほど快適♪
第一印象としてはかなり大きめの◎です笑
さすがにここは人が多いです
果物や
新鮮な魚介類…
うなぎを〆てるおばちゃんまで笑
…が、やはり外国人は全くといっていいほどいません
この市場もベトナム人100%ですし、ぼくがこの旅期間中出くわした外国人はホント数人のみ…(しかも後編で登場する観光地、水上マーケットでのこと)
ベトナムローカルを求めてきたぼくにとってはとても嬉しい環境でした笑
名物 ”フーティウ/Hủ Tiếu”
そして、カントーグルメといえば、南部料理の”フーティウ/Hủ Tiếu”
ぼくが行ったのは、デタム通り/đường Đề Thám のここらへんにあるお店(*このリンクのお店ではありません笑)
見ての通りTheローカル店
いくつか種類があるようでしたが、ワンタンのフーティウを注文
来たのがこちら!
透きとおったスープに少量の野菜、と見た目は至ってシンプル
が、一番の特徴はコレ!
春雨とマロニーの中間くらいの絶妙な太さと歯ごたえの麺
これがあっさり系のスープとよく合って美味いっ!
気になるお値段なんと ”一杯30,000VND≒140円” !
やはりホーチミンと比べると物価も安めです
カントーへ到着した初日=バイク移動で疲れ切っていた日にこれを食べたのですが、疲れた身体にこの麺とスープの優しい味が染みました笑
超ドローカルの店ですが、そもそもローカル嫌いの人はカントーになんか来ないと思うので、ぜひおすすめです♪
カントーは西部弁?南部弁すら通じないという事実笑
ここで驚愕の事実をお伝えします
表題の通り ”カントーでは南部弁が通じません笑”
…って言っても、ほとんどの人はピンとこないですよね笑
ま、参考程度に聞いてください笑
カントーがベトナム西部にあることから、「カントーは西部弁だよ」と一部のベトナム人から耳にしていたものの、ぼくの中では ”って言っても、カントーも南部訛りっしょ♪そら方言はあるけどベースは南部弁でしょ” と気楽に考えていました
ですが、この認識がヒジョーに甘かった…笑
…つ、通じない、、、汗
これが西部弁ってヤツなのか…
いや、正確に言えば ”聞けない” の方が正しいですね
ぼくの言葉は伝わるのですが、相手が何言ってんのか、マジで分からない笑(高齢の方に限らず、若い子の言葉も聞きにくい)
リスニング一度目での理解度は30~40%程度でしょうか苦笑
警察では司法通訳の資格を持っており、現在ベトナム語教師までしているぼくですが、ベトナムに来て1年少々…はじめて日常会話で困りました笑
中でも驚いたのが ”Vの発音がYとなること!”
*例えば ”Vui” だとブーイではなくユーイと発音します笑
西部弁と初めては対峙し、ブチのめされたぼく…
まだまだベトナムは広し、ベトナム語は奥が深しと痛感しました…
前編のまとめ
はい、前半戦はここまでです!
カントーという都市の特性上、マイナー色強め&コアな内容となりましたが、いかがだったでしょうか?笑
バイク移動は超疲れましたが、旅先で自前のバイクで移動できるというのは頗る快適でしたね笑
続きの水上マーケットや復路などについては、後半にて!
ではまた!(後半へ続く)
・行政区分:中央直轄都市(Thành Phố)
・人口:161万人(2020年時点、ベトナム第5位)
・面積:1,389.60 km²
・気候:熱帯モーンスーン気候…雨季(5月〜11月)乾季(12月〜4月)
・アクセス:ハノイから飛行機で約2時間30分、ダナンから飛行機で約1時間30分、ホーチミンからバスで約4時間