ベトナムで被害届を出す!
~VS ベトナム Police(後編)~

Xin Chào!!


どうも!元刑事、現在べトナム在住のMirai です!!



今回は前回の記事「ベトナムで被害届を出す!~VS ベトナム Police(前編)」の後編ということで、引き続き綴っていこうと思います



==前回の続きから==

引き続き、交番の中で待ち続けるぼく


時刻は既に約束の時間である18時とうに過ぎている


で、遅れること40分弱


とうとうお出ましになりました、警察官B氏!


”おうおう、来たか来たか” というような態度で、もちろん悪びれる様子は1ミリもない笑


しかし、こんなことで心を乱される訳にはいかない


被害届を受理しない方向へとかなりの圧力をかけてくるであろうベトナムの警察官を言い負かすには
常に冷静な判断が求められるのだ笑



~~~~~~~~

M:待ってたぞ

被害届を出したい

大家さんにも来てもらった



B;ちょっと待て、本当に盗られたんだろうな?



M;だから、さっき来た時も言ったけど、盗ってった犯人も見とるし、間違いないんだって



B;じゃあ場所はどこなんだ?

時間は何時ごろだ?



M;盗られたのは18B Nguyễn Thị Minh Khai の Hẻmへ少し入ったとこだ

時間は一昨日の23時半過ぎころ



B;一昨日だと、なんですぐに交番に来なかったんだ

犯人を捕まえて欲しいんじゃないのか

今更届け出たって捜査なんてできるか!



M;(確かにその通りである…、しかしそんなことは最初に来た時に言ってあるんだ

どっかにいちゃもんつけて追い返そうか探ってるだけだ)

確かに盗られたのは一昨日だ

でも盗られたのが深夜だったし、次の日も朝早くから仕事だったから、その日はとりあえず帰って寝た

昨日だって仕事が終わってから、夜、交番へ行った

でも管轄が違うから、ここ(ダー カオ交番)へ来るようにって言われたんだ

で、昨日ももう夜遅かったから、今日の昼間に改めて来たんだ

その交番の警察官に書いてもらった地図もある

ほら





と、昨日交番で警察官が(頑なに笑)書いてくれた地図を差し出し、見せる






B;…うーん、これは確かに書いてもらってるな






昨日の警察官、雑紙の裏に地図を書いてくれたのだが、おそらくこの紙が警察内部の書類だったのだろう



さすがに行政書類だとは思うが、内部の書類の裏をメモ紙として利用し、しかも一般市民に渡して大丈夫なのかとも思うが、まあ結果、ぼくの発言に説得力をもたせる物証となってくれたので良かったとしよう




この紙を見てBも納得したのか、おかげでぼくが被害届を出すのが遅れた点について、これ以上追及してこなくなった


地図として益をもたらさなかったメモが、まさかこういった形で役に立つとは笑







M;ほら、だから今日来たんだよ

ベトナム人の通訳連れてこれば被害届出せるんだろ?

被害届書いてくれよ



B;よしよしちょっと待て

じゃあまずは現場確認だ

はっきりした場所は覚えてるか?



M;もちろん!ここだ(Googleマップで説明する)



B;分かった、じゃあ一旦現場確認をしよう

現場まで案内してくれ



M;分かった、あんたを案内すればいいのか?



B;いや、別のヤツに行かせる

ちょっと待て






警察官とともに現場を確認することは被害受理のステップだ

よしよし話が進んでるぞ、これはいけるかもしれない







…と思いつつ、10分ほど待たされる


そしてBの部下であろう警察官Cがぼくのもとに来る


C;被害現場の住所はどこだ



M;18A Nguyễn Thị Minh Khai のHẻmだ



C;分かった、後ろへ乗れ





と、かなり年季の入った警察車両(バイク)を出してくる



”どこの国の警察も金ねーんだなー” なーんて思いながら、警察官が運転するバイクの後ろに乗る


前職のころは、仕事で一般市民を警察車両に乗せたとき、「パトカーに乗るなんてー♪覆面に乗るなんてー♪、中はこんな風になってるんですねー♬」などと若干はしゃいでいた人たちをよく見てきたが、その気持ちが少し分かった気がした


バイクとはいえ、警察官とともに警察車両に乗るということは、確かに若干テンション上がるものだ笑(もちろん悪いことをしたときじゃなくてね笑)





そんなこんなで、警察官の運転するバイクで被害現場へ到着




C;で、実際盗られたのはどこなんだ?

そのとき犯人の女ってやつはどこにいた?



M;ここの道路をこっちに向かって歩いてるときに、2ケツのバイクが来て、後ろの犯人の女に「マッサー、マッサー」って声かけられて

無視してたけどその女はバイクから降りてぼくに付いてきて…



C;おいおいちょっと待て

そんなことはいいから、実際に盗られた現場はどこなんだ



M;(*面接犯だから、盗られるまでの過程も必要だと思うんだけどな…)

…実際に盗られたのはこの辺りだ

*被害関係者が犯行時に犯人の顔や姿を見ていること



C;なるほど、犯人はどっち側にいた

で、盗った後はどっちへ逃げて行った



M;犯人の女はぼくの左側にいて…(被害状況を説明)



C;なるほど、目撃者はいるか?



M;真夜中だったし、いないと思う



C;分かった



と、被害現場の正確な住所番地を確認したようなC




そして、


C;よし、交番へ帰るぞ



M;…え?写真とか撮らないの?



C;大丈夫だ、帰るぞ



M;…は、はあ




日本では被害現場に来て、写真を撮らないなんてあり得ないが、ここは郷に従おう


再びバイクの後ろに乗って交番へ戻って来る


ちなみに被害現場付近の日中の状況はこちら




交番へ戻ると、早速Bに報告するC


「よし、これでようやく被害届が出せる」と息巻いていたのだが、ここからがまた長かった


再びBとの格闘が始まるのだ




Cからの報告を聞いたB




B;被害現場は分かった

でも目撃者もいないそうじゃないか

加えて防犯カメラもない場所だ

被害届を出しても意味がない



M;いやいや、そんなことは分かってる

でも被害に遭ったのは間違いないんだ

被害届を出す



B;なんでそこまでして被害届を出したいんだ

目撃者もいないし、防犯カメラもない、捜査なんてやりようがない

犯人なんて捕まえれないぞ





「犯人を捕まえれない」なんて被害に遭ってる市民に対し、警察がそんなにはっきり言っていいものかと思いながら(笑)、それでも食い下がる





M;いや、でも被害に遭ったの事実なんだ

…それに、被害届を出すと保険の請求ができるんだ


できれば*「保険の請求のために被害届を出したい」ということは伏せておきたかったが、この際仕方ない

*「被害届」とは、あくまで ”被害を届け出、犯人に対する処罰意思を示すもの” なので、基本的に保険の請求を目的とした被害届は趣旨にそぐわないからだ
中には実際は被害に遭っていないにも関わらず、保険を目的に被害届を出そうとしてくる輩も一部いるため、警察官も被害受理に慎重になるのだ(日本の警察の場合、保険の請求が目的でも本当に被害に遭っていれば被害受理はしてくれます)


だが実際、ぼくが被害届を出そうとしている根幹の理由がそれなのだから、仕方ない笑


これ以上強く主張できる意見がこれしかないのだ





B;…うーん、、、

…よし、分かった、じゃあこれを書け


と、一枚の書類を渡される






「よし、遂にやった!やっと被害届を出せる!」と思いながら、書類を受け取り、着席を促された机のある長椅子に座る

というのも、被害届というのは本来 ”被害者本人が自分で書くもの” なのだ

だが、自分で書くと言っても、いきなり素人に書けるはずもないので、日本の警察では「警察官が被害者から話を聞いて代書する」という形をとっているのだ
(であるが故、警察官自身が被害に遭ってしまったときは、その警察官自身が被害届を書くこともある)





ちなみに、ぼくは昔、インドで被害届を出したことがある笑


まだ大学生だったころだが、インドでバックパッカーをしている旅中、寝台列車の中でデジカメを盗られたのだ

この時は降りた駅ですぐ交番へ行き、被害を届け出たのだが、なんと ”被害届を自分で書かされた”

交番にいる、いかにもイカつく、そして怠惰そうなインドの警察官に「被害に遭ったのは分かったから、自分で書け!」と言われたため、Wifiもなく辞書に頼ることもできなかったが、自身のつたない英語を使って必死に被害届を書いたものである笑
(だってぼくが交番に入って被害相談してるのに、机の上に足を挙げたまま一向に降ろそうとしないのだ笑)


当時は帰国後、「インドでは被害届は自分で書かされるんよー」なーんて友人達に言いふらしたもんだが、被害届作成の原則からすれば、インド警察のやり方はけっして間違ってはいないということを、警察官になってから知ったのだ







話が少々逸れてしまったが、こういう経験&知識があったため、このとき警察官に書類を渡され、自分で書け!と言われても、「よし、やっと出せる!さっさと書こう!」ぐらいにしか思わなかったのである笑




で、長椅子に座り、いざ被害届を書こうとすると…


、、、ん?


一番上に「遺失届」って書いてあるじゃん!


被害届じゃない!!


外国人だからって、ナメやがって


大抵のやつはこれで納得するんだろうが、今回は相手が悪かったな


何せベトナム語ができるんだ


*こんな手には騙されない

*一般的に被害受理の方が遺失の受理よりも手続き・書類ともに複雑で、しかも工数も10倍以上かかることから、被害受理は警察官にとってかなり負担なのだ






M;おいおい、これ被害届じゃないだろ

遺失届じゃん



B;…そうだ(若干「ばれたか」って顔した笑)

けど警察に届けが出せりゃいんんだろ?

遺失届だって立派な届出だ



M;いや、遺失届じゃダメなんだ

*保険の請求には被害届じゃないと

*事前に保険の約款を確認していたのだが、ぼくの保険の場合、遺失では事故過失の割合が大きいとされ保険適用外となるとのことだった



B;いや、そもそも被害届を出したって、犯人は捕まりっこない

盗られたのは iPhoneだろう?

いまごろはもう、叩き割られて部品をばらされてるか、データを全消去して転売されてるかだ

捜査のしようがない



M;(だから、警察がそんなこと言っていいの笑、と思いながら)

いや、そんなことは分かってる

でも被害届がいるんだ






再び始まる押し問答




しかしここで引いたら負けだ

別に間違ったことを言ってる訳じゃないんだし、攻め続けないと!




…と、そこへ



警察官 D;おいおい、何やってんだ


もう1人、Bよりさらに年上っぽい警察官がやって来る

これまた肩の星の数からして、Bよりさらに階級が上の警察官だろう



例によって、ぼくはすぐさま対象をDにシフト


なぜなら被害受理となれば、下っ端はそのまま自分の仕事量が増えることになるが、上司はそうではない


部下の仕事が増えるだけなので、実質上司はあまり関係がない


それよりも、苦情か何かを挙げられて、ことがややこしくなるのを嫌うのが上司だ


ぼくも、自分が正しいことを言っているという100%自信があったので、上司に訴えかけることにしたのだ




M;実は一昨日の深夜、こういう被害に遭ったんです(被害の概要を再度説明)

場所も、さっき別の警察官と一緒にバイクで行って確認してもらいました

…で、確かに携帯を盗まれたのに、これは遺失届なんです

ぼくは被害届を出したいんです



D;なるほど

だが、被害届を出しても、犯人を捕まえるのはほぼ不可能に近いぞ


M;分かってます

でも保険の請求ができるかもしれないんです

保険の請求には被害届がいるんです



D;遺失届じゃダメなのか

ベトナムの保険は遺失届でも保険の請求ができるぞ



M;ぼくの保険は日本の保険です

日本の保険は被害届じゃないとダメなんです



D;…そうか、、、

でも被害届を出すには時間がかかるぞ

これから1時間はかかる

それでもいいのか



M;分かってます

時間については問題ありません



D;むむう…







Dの口調から、ある程度こちらの意見も聞きいて回答してくれる人物だと判断し、一気に攻勢をかける






M;ぼくは確かに携帯を盗まれたんです

このことは間違いありません!

それでも遺失届を出せって言うんですか

被害に遭ったのに遺失届を出すなんて、嘘をついてるってことですよ

あなたはぼくに嘘の届け出をしろって言ってるんですか



D;うーん

そうじゃないんだが…

うーん、、、

…よし、分かった

被害届を受理してやろう

おい B!被害届を受理してやれ


B;え!?

…わ、わかりました



おいお前、こっちへ来い

被害届を受理してやる





やった!

遂に粘り勝ちだ

さすが階級が上の警察官は聞き分けがある

ま、そもそも被害受理の時に警察官が言って来そうなことなんて、全部想定内だったのだが笑

日本の刑事ナメんじゃねぇぞ笑





B;ここに座れ

ベトナム語書けるよな?

まずはお前の個人情報と、被害に遭った時の内容をここに自分で書いていってくれ

あ、一応書く前に口に出してオレにも確認させてくれ



M;分かった

まず名前は、、、






と、個人情報と被害の内容を、順にBに確認してもらいながら、書類に記載していく

先にBに確認してもらうといっても、基本的に事実を曲げられるようなことはなく、言い回しを少し訂正されるくらいでした

(この間にパスポートの写しをとられます)




そして一通り被害の状況を記入し、裏面に署名


その後、通訳として(何もしてないけど笑)大家さんが署名した後、Bが署名

その書類(写し)がこちら(帰る前に控えとしてくれた♪)



(今回はぼくが自分で書いたが、ベトナム語ができない他の外国人が出すときは、通訳もしくは警察官が代書するのだろうか)





無事に署名も終了し、これで任務完了だ!


被害届作成開始から20分くらいしか経ってないし、意外と早く終わったな

よしよし

…なーんて思ってたら





B;ちょっと待ってろよ





と言ってBが交番の奥へ入っていき、さらに書類を3枚ほど持って帰ってきた





M;ん?まだ終わりじゃないの?



B;終わりなワケあるかよ

こっからがオレの仕事なんだよ

オレがもっかい内容確認しながら書類書いてくから、終わったら確認して、署名するんだ




M;お、おう…





そう、ぼくが書いたのは被害者の主張確認のようなもので、まだまだ被害受理はこれからだったのだ


まだ3枚もあるし、どうやら全部手書きのようだ

遺失届だとペラ1で終わったろうに、確かにこれは大変だ笑

今回は被害者でも、犯人の捕まりっこない保険目当ての被害受理をさせられる交番の警察官の気持ちもよく分かる




M;なんかごめんな



B;んん、今更か?

被害にあったんだろ?被害届出すんだろ?

だからオレが書いてやってんじゃねえか

確認するとこあったら聞くから、大人しく待ってろ





と、決してスラスラと、という訳ではないが、少しずつ書類を下記進めていってくれる


なんだかんだ文句言いながらも、書類を書いてくれるB氏笑





と、ここで下っ端警察官が、テイクアウトした弁当を持って交番へ戻ってくる


おそらく、この日のみんなの晩飯だろう





下っ端警察官は、弁当を両手に持ったまま、真っ先に上司へと報告


早速、何種類かある弁当から、何を食べるか選び始める上司達


もちろんその中にはDもいる





…で、Bはというと、そのまま書類作成続行


下っ端くんが、Bの背後の棚に「ここ置いときますね!」なんて言って、交番の奥へ入っていく




一方 Dはというと、Bが書類を書いてることなんか全くお構いなしに、晩飯にありつく笑






事件や来署対応で、冷めた晩飯を深夜に食べるせつなさや、そもそも晩飯が食えなくなる辛さはよく知っている

やはり、今でもぼくには警察官の血が流れている






M;なあ、あれ晩飯だろ?

腹減ったろ?先、食べなよ

冷めちゃうぜ



B;あ、いいんだよ

てかお前も腹減ってるだろ?

仕事が残ってるのに、オレだけ食うのは悪い








何を今さらPolice Mind 見せてきやがって

なんか申し訳ねぇじゃんか






また、その後も書類を書きつつ



B;あんたいくつだ?

オレの1コ上か



こっち(ベトナム)で何してんだ?

留学生か?

何でベトナム語喋れんだ?





外国人は給料高いだろ笑

営業なら接待とかもあんのか?





Lê Thánh Tôn(ホーチミンの日本人街・飲み屋街)とかも行くんだろ?

美味いもん食ってんだろ笑

今度接待の時はオレも連れてってくれよ笑

仕事じゃないときに私服で行くからさ、友達ってことで笑





盗られたのは iPhone X だったよな

実はオレも最近、 新しい携帯買ったんだ(iPhone Ⅺを見せてくる)

いいだろ〜、盗まれないように気ぃつけるわ笑








などなど、めちゃめちゃ親しげに話かけてくる



ぼくも、Bに対する嫌悪感は既に消え、むしろ晩飯そっちのけで書類を書き進めてくれるBに、申し訳なさと感謝の意を抱いていたため、その雑談に応じ、時折「おい、手ぇ止まってんじゃん!口より手ぇ動かしてや笑」なーんて言いながら、雑談に応じていた



ほんの数十分前まで完全に敵同士で、お互い一歩も引くまいと、戦いの火花を散らしていたのだが、男同士が真剣に一戦を交えた後は、自然と距離が近くなったように感じるのは全く不思議なものである




警察官になりたての頃は、「雑談しながら書類作れるようになれ」などと、上司からよく言われた



相手と話すとき、ビジネスではアイスブレイクから入るのが鉄則だが、警察官にはそんな手順を踏んでる時間も、そもそも雑談に割ける時間もなかったりする




そんな中でいかに相手とコミュニケーションをとり、信頼を得るか…


「雑談しながら書類を作れ」という教えには、こういう ”技” が隠されている







そんなこんなで、雑談しながらさらに待つこと30分強…



ようやくBが書類を書き終える



中には、その後の捜査や追加書類作成がめんどくさいのか、故意に簡易化された表現もあったが笑、”被害届を出す” と言う目的は果たされるので、ぼくもこれ以上この人たちの仕事を増やしたくないという想いになっていた




再度ぼく及び上司D に書類の内容を確認してもらい、作成した書類3枚それぞれに 、ぼく・通訳(大家さん)・Bの署名を行い被害受理終了






結局、全てが終わったのは20時過ぎ

合計2時間以上かかっている笑




でもまあ晩飯も食わずに書類作ってくれたので、”1時間って言ったじゃん” なんて言う気は1ミリも起きなかった









最初にぼくが書いた書類の写しを控えとしてもらい、BとDに礼を言ったのち、交番を後にした





交番から出る前、





B:これで保険請求できるだろ

もう盗られんなよ

コロナで仕事ないヤツが増えてるから、盗みに走るヤツも多い

あと、今度接待があるときは連れてけ笑







なんだかんだ、いいヤツである







日本とは違い、ベトナムでは警察官に対する市民感情があまりよろしくない

賄賂が横行し(主に交通警察だが)、国家という権力に逆らえない市民を食い物にしている、という認識が強いからだ


そして、今回でお分かりのように、ベトナムで被害届を出すとなると、決してハードルは低くない


その手間を嫌って、ベトナムでは被害に遭ってても、被害届を出さない人の方が圧倒的に多い



市民がそういった認識を持ってしまうのも分かるし、決してその認識が間違っているとは言わないが、ぼくはそれが全てでもないと思う



警察官はいつだって、体張って、命掛けて仕事をしてる



国が決めた事業を進めるため、立ち退きの説得に当たった警察官が、市民にガソリンを被らされ、そのまま着火されて死亡したというニュースも耳にする



ここまではいかなくとも、地域の警察官だって、毎日夜中も交代で起きて市内を見張ってる




警察官の仕事はとても地味で、とても危険で、そしてとても大変なのだ

多少なりとも振れ幅はあれど、警察の仕事が大変というのは世界共通だと思う








前職のころも、ベトナムの警察にここまで入り込んだことはなかった



今、ベトナム、そしてここホーチミンに住む一人の人間として、警察に対してするべきことはやはり「感謝」であろう




そんなことを感じた、被害届提出物語だった








…で、ここまでやって&警察にもやってもらって、結局保険が降りなかったのはホント笑える笑



後編もめちゃめちゃ長くなっちゃったけど笑、今回はこの辺で!












4件のコメント

ベトナムの警察不思議ですよね。自分もトラブルあった時、113にかけても通じず、グーグルマップの警察署に電話したら出てくれたけど、話が通じなかったのか返信などもなく現場にも来てくれませんでした。
でも日本もベトナムと似た社会構造があるように思います。警察がストーカー被害受理せず殺人とか、教師がいじめ黙認して生徒自殺とか。ひと昔前の話ですが。

通りすがりさん
お返事遅くなり申し訳ありません、コメントありがとうございます!
そうですね…
今はそういったことは少ないと思いますが、日本も昔はそうだったのかもしれません、
ただ日本はどうしても”雑音”が多いので、警察も本当に助けが必要な事件を見誤ってしまう・リソースが裂けなくなってしまう、という背景があることもご理解いただければと思います。
現場の警察官の方々は昼夜問わず本当に頑張っているので。

有難うございました。紛失だろうと思いますが、もしスリであれば神技で、いずれにしても財布が無くなってしましました。旅行客なので、大家さんはいないので、とりあえずホテル(日本人向けだが安ホテル)に相談をしてみます。一緒に来てくれるかなあ。心配ですが。かなり時間が掛かること、「だろうな」とは思っていましたが、覚悟して行ってみます。助かりました

なんと!大丈夫ですか!?
ご旅行中に携帯がなくなると大変ですよね…💦
もし何かお手伝いが必要であればご連絡ください!

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